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| ゼロからの開拓教会として |
それが開拓3年目、その大学生が卒業して、田舎に戻ると、やはり人が入れ替わりましたね。
私は結婚しましたから、夫婦で、もう一度ゼロから出発という感じでしたかね。けれども、不思議なことに、教会を色々な人が訪れていました。色々な人が出入りして、色々なことがあって、教会活動が続いていきました。
今思い出すと、少々忍耐の時期でしたかね。
そして開拓8年目、私の牧師としての経験も深まって、「教会ごっこ」を卒業するようになって、転機が訪れましたよ。私もちょうど、思い立つことがあって、神学校に入り直しました。
神学生たちと机を並べて、牧師8年生が学ぶわけです。なんか落ちこぼれのように思ったこともありましたね。
そんな私に、家内が一言言ったことがありました。
「勉強することは恥ずかしいことじゃない」って。
「そうか、天上天下唯我独尊だな」と、気の向くまま、気の済むまで色々なことを学びましたね。結構単純ですね。
けれども、最初に神学校出たのは、20年前。それから10年間隔で二度神学校に入り直した格好になったわけです。
おかげで、考古学的な発見とか、言語学的な研究の進展、さらに社会学とか文化人類学の影響を受けた神学の流れなどなど、アカデミックな変化の歴史を色々と生で体感することになりました。貴重な経験かもしれませんね。
それから色々な教派の神学校渡り歩きました。ある先生、新学期早々、私を見つけて、「神学校破りが来た!」とか言って笑ってました。
ともあれそういう学びをとおして、私の牧師としての器が広がった時に、これまでは絶対この教会に来ないような人材が教会に集まり定着しはじめたように感じましたね。
そこからかな、本当に教会が教会として建てあげられていく動きを感じるようになったのは。
開拓13年目、ようやく恒久的に使用できる集会所を持つようにいたりました。思えば長い道のりでした。しかし、実際にはこれからですね。
教会の中身が整えられて、地域の人々にも、また遠くから通ってくる人々にも、教会らしい癒しとビジョンを与える場として、この教会が発展していくことを
願わされています。

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